c20c07ed.jpgニュース記事見ていたら懐かしい写真が出てた。

自動チューニングシステム
「The Performer」


の写真。
記事見ればわかると思うが、念の為説明すると、

ギター(弦楽器)のチューニング(調弦)を自動調整してくれるというもの。
ギターなどの弦楽器は構造的に未完成な為に、正確(完璧)なピッチ(音程)を出すことは絶対にできない。(バズ・フェイトンはかなり完璧に近いみたいだが。)よって、個々の楽器によって程度は違うが演奏しているうちにピッチがずれてくる。それを5秒程で自動調整してくれる(チューニングし直してくれる)のがこのシステム。


記事によると何だかまた最近というか、最近になってからなのか、このシステムが注目されてるみたいね。
記事の文の感じだと目新しい紹介の仕方だけど、僕が知ってる限り12・3年位前からこのシステムは存在してる。
おそらく僕が最初に見たのは、93年発表の「COVERDALE PAGE」のアルバムでジミーペイジが使ってたギターかな。
当時は、「何だあのボタン?」って不思議に思ったっけ。今は知らないけど、当時すげー値段高かったな。
安くなってたら、僕も導入してみるかな。

しかしながら、ギター(弦楽器)のこの手の革新的な技術っていまいち世間一般的に浸透しきらないよね。多分いろんな意見があって好き嫌いが分かれるんだと思うな。

「あの、未完成なピッチがちょっと狂ってる感じがアナログで暖かくて好き」って意見と、
「ピッチが狂ってるのはどうにかならないものか」って意見と

両方言い分があるんだろな。
確かに、完全な絶対的な音程になってしまったらデジタル楽器とさして変わらなくなる気がする。でも、ピッチが狂うのも嫌だしな。(実際僕のメインギターは、「The Performer」「バズ・フェイトン」ではない違うシステムを入れている。)難しいな。笑

この「The Performer」は実際、推測だが導入するとなると音質変化を覚悟する必要がありそう。ボディ裏をザックリ開けなきゃならないみたいだから。

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「The Performer」搭載ギターのボディ裏。

にしても、バリエーションのひとつとして「The Performer」搭載ギターを持つのはいいかもしれん。金があればの話。笑

先にも書いたが、このシステムの写真見てカバーデルペイジを思い出したが、あの時の来日公演、そういえば見に行ってた。「ジミーペイジが来る!」って嬉しくて見に行った記憶があるな。実際見たジミーペイジは年齢なのか、練習不足なのかたくさんミスってた。ミスというよりそれが彼の味なのかもしれん。笑
今はおなじみのテルミンも使ってたな。その、5・6年後に一部でひそかなテルミンブームが来てた。今頃、この「The Performer」の記事が出てきたっつー事は、実はジミーペイジ音楽・楽器の先駆者なのかもしれない。笑


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