最近読んでいる本は一昔前のモノばかりです。
以前にもこのブログで書きましたが、コスパがとにかく良いですね。古本が激安です。大抵100円以下。
(関連記事→探偵映画
私は一種の天の邪鬼なところがあって、当時ベストセラーになったものなど、案外流行りのモノを読んでいなかったりします。そういう本を漁るのも面白いです。

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↑最近読んだ「パラサイト・イヴ」です。瀬名秀明著、初版が25年前。
一気読みでした。面白いかどうかは人それぞれだと思いますので深くは書きませんが、個人的には

「あれ?もう終わっちゃったの?」

って感じでした。
ひとつひとつの出来事や登場人物について、「どゆこと?」と思いつつ、心の中で「これは最後に繋がるんだよね」みたいに考えながら読み進めていくと、突然すべてが畳み掛けるように繋がり、あっという間に終わってしまいました。
8割型 ”前置き” というか、プロローグな感じでストーリーが進んだ感じでした。できれば倍の長さのストーリー展開にして上下巻にして欲しかったな。
ただ、医学専門的な考察も素晴らしいし、プロローグと錯覚するほどあっという間に読める仕立ては、それだけ夢中になれるストーリーということも言えると思いました。

読んだことない人はいかがですか?古本屋さんで必ずと言っていいほど売ってると思いますよ。(当時売れていた本なので読んだことがある人ばかりでしょうけど・・・)

「一昔前漁りシリーズ」は現在、シドニィ・シェルダンとなっています。読み終わったらまたここに書くかもしれません。